WINDVANE

日々思ったこと、感じたことをつれづれなるままに。
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木口木版
木口木版(こぐちもくはん)なるものは、西洋の古い本の装丁や挿絵に使われていた版画技法で、柘植などの硬い材を輪切りにした木口面に、ビュランという彫刻刀で彫版していくものだ。
昔のお金しかり、ギュスターブ・ドレ、ウィリアム・モリス、 エッシャーなど、実は誰でも今まで目にしたことがあるものだ。そんな木口木版を知ったのは、A子ちゃんに連れていってもらった宮崎敬介さんの展覧会でだったのだけれど、初めてその作品を実際に目にして、絵の内容はもちろんのことだけれど、気の遠くなるほどの細かい作業と、細かい彫りの技術に、ただただ感嘆するばかりだった。
今年のピンポイントギャラリーでの宮崎さんの作品は、去年の作品とはずいぶん雰囲気も変わり、グラフィカルというかモダンなかんじの要素も加わって、ほどよい軽さが作品にはいったような気がした。とてもおもしろかった。おもしろいといっても、じわりくるおもしろさ。

この職人技の版画をみているうちに、太にプレゼントしたいなあ、という気になってきた。まだ2次試験の結果はでていないのだけれど、本当にこの1年弱という期間、受験勉強をがんばってきたので。
私の好みは、どちらかというと今年の軽やかな作品の方なのだけれど、この踏ん張っている大樹が、太に重なったから「海辺」いうタイトルのついた去年の作品を選んだ。


木口木版02
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2008/11/18(火) 23:00:03 | 展覧会 | Trackback(-) | Comment(-)
「望月一義」展
田園調布にある「駿プラスカンパニー」の「望月一義」展に行った。
望月一義さんは、家具や文房具のデザイナーさんで、2002年に脳腫瘍で亡くなっているのだけれど、その回顧展だった。
たまたま2年ほど前に骨董通りのニッカのすぐ前にあった「駿河意匠」というオーダー家具屋さんで、シンプルでとても使いやすそうな手帳を見つけた。買おうとレジに行ったときに、すぐ近くにあったフレームに入っていた版画のポストカードに目がいって、「これは売り物ですか?」と聞いたところから、話がはじまり、初対面だったというのに、何時間も二人で話しこんでしまったことから、まりこさんとのつきあいが始まった。
版画のポストカードは、なんともユーモラスな雰囲気の味のあるもので、亡くなっただんなさん望月一義さんの小学校時代のものだった。

シンプルで機能的で、かっこいいのだけれど、どこかあたたかみやユーモアが感じられるような家具や文房具のデザインをしていた望月一義さん。
生前お会いすることは叶わなかったけれど、まりこさんのお話や、遺族で作られた分厚い作品集、そして、子供時代からのたくさんの作品を見せてもらうと、とても親しい人に感じてくるから不思議なものだ。
子供時代の絵は、生まれ育った駿河の土地が大好きなのがにじみでていて、とてものびやかで、しかもとてもグラフィカル。
画家が若い頃は、足し算で描いていた絵が、晩年には、引き算になり、そいで、そいでの絵になっていったような、絵のようにも見えた。
中学、高校、大学とどんどん変化してきて、大学時代の作品はまたとてもユーモアがいっぱいだった。
生まれながらにして、ものを創り出す人なんだなあ、というのが、アイディアいっぱい、たくさんの作品群から、伝わってくる。

しかし、仕事を始めてからの望月さんは、いっさい絵を描かなかったそうで、しかもこれらの膨大な作品は、死後の整理をしたときに見つかったのだそうだ。
やりたいことはやりきって、次に向かっていったのだろうか、それはよくわからない。

大人になってからの、そいで、そいでのシンプルなデザインのルーツには、実はこんな厚みがあったのかと知らされたのであった。
2008/11/16(日) 11:36:43 | 展覧会 | Trackback(-) | Comment(-)
中村ハルコさん
中村ハルコさんの展覧会のオープニングパーティにアツコちゃんと行く。
2000年の写真新世紀で年間グランプリをとった人で、3児を残したまま亡くなった写真家がいると、以前から話を聞いていたのだけれど、今回初めてそのハルコさんの写真を見た。
目に見るもの、聞こえてくる音、肌に感じる風、そして撮ること、すべてが愛おしくてたまらない、というようなが声が聞こえてくるようで、写真から伝わってくるのは人生賛歌そのもの。生き生きとして生命力に溢れている写真だった。色もとても美しく、こんなに素直に感情がストレートに見えてくる写真なんてそう見れるものじゃない。
そして亡くなった人の写真には私にはとても見えなかった。


2008/11/07(金) 10:00:19 | 展覧会 | Trackback(-) | Comment(-)
トマトの山
トマトの山発見。
「え??捨ててしまうの?」

トマト
2008/11/03(月) 16:28:10 | ニセコでの生活 | Trackback(-) | Comment(-)
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