元旦のブログを読んだHちゃんから
さっそくツッコミのメールが届く。
「今年は右脳で生きようって、今までに以上にってこと…?
今までも基本的に右使いだった気が…(笑)」、と。
Hちゃんに言われるのもたしかによくわかる。
私の友達なら、たぶん口をそろえてそう言いそうだし(汗)
かくいう私も、自分では、てっきり右派かと思っていたから。
ところが、最近知り合いになったあるおじ様から
「君は左脳派だよ。だから、バランスとるために写真やってるんだよ。」
、と言われたのだ。
「へ?そうなの?」、と思い、
太に訊ねてみると。
「そうだよ。だってメニュー決めるのさんざん悩むじゃん。
右脳派は直感ですぐ決めるもんだ。」
なんて、こんな例で納得するのもなんだが、
たしかに、ぱっと直感で動くときもあるが、
さんざんあ~でもない、こ~でもない、と考えることも多々ある。
そんなことを思っているときに、
友達夫婦から、この本面白いよ、と勧められたのが、
「奇跡の脳」
テレビでも番組があったようなので、知ってる人も多いと思う。
これは、ジル・ボルト・テイラーという女性の神経解剖学者が
脳卒中を経験し、その体験を書いたもの。
専門分野の病気を体験しただけあって、
ここで、彼女が体験したことを
科学の立場から書いていることが、と貴重だ。
それにしてもそのジルさん、
「脳卒中になって、自ら専門分野も体験できることが魅惑的。」、
というから、
さすが、学者さん。たいしたものだ。
彼女の場合、
左脳に出血がおこって、左脳の働きがストップし、右脳だけの感覚になってしたらしい。
そのときに感じた感覚というのが、
自分は固まりだという左脳の判断力がないために、
自分については本来の姿である「流れ」に戻り、
自分は固体ではなく、流体のように感じたそう。
これがたいそう心地よいらしく、
宇宙と一体感、つまり「ニルヴァーナ」を感じたそうだ。
そして、知覚できる全てのものは、
今、ここにあるものを美しく感じて、
過去とつながっていないあらゆる「今」という瞬間が
新鮮に感じたという。
そして、
手術をして左脳の機能を取り戻すまでの過程で気づいたことが
とても興味ぶかいので、
以下、ところどころ気になったところを本から抜粋。---
右脳マインドは、
●現在の豊かさしか気にしません。
●満ちたりて、情け深く、慈しみ深く、いつまでも楽天的。
●言葉のないコミュニケーションに敏感で、
●直観と高度な意識の源泉です。
●常にその時を生きていて、時間を見失います。
●新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。
●運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動くからだの能力が好き。
●細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。
●ひたすら自由な宇宙を求め。過去や未来の不安によって身動きがとれなくいなることはありません。
●境界についての知覚がないので、自分は全ての一部と思い、
生きとし生けるものがひとつに調和することを思い描きます。
まだまだ書いてあるが、このへんで。
そして、もちろん左脳にもたくさん大事な働きがある。
この本を読んで、
右脳なるもののすばらしさを知って、
今年は、右脳で感じる感覚を伸ばしたいなあ、と思ったのだ。
追記になるけれど、
これも本からの抜粋。
●「感情がからだにどうのような影響を与えるか」
喜びというのは、からだの中の感覚だったのです。
平和も、からだの中の感覚でした。
●「ある感じ」をつなぎとめてからだの中に長く残しておくか、
あるいはすぐに追い出してしまうか選ぶ力を持っていることに、
自分自身がきづいたこと。
●何かを決めなくっちゃいけないときは、
自分の中でどう感じたかを大切にしました。
怒りやいらだちや恐怖といった不快な感情が体の中に
押し寄せてきたときには、不快な感情はいやだから、
そういった神経ループにつなぎたくないと伝える。
●外界のいかなるものも、わたしの心の安らぎを
取り去ることはできません。それは自分次第なのです。
自分の人生に起きることを完全にコントロールすることはできないでしょう。
でも、自分の体験をどうとらえるかは、自分で決めるべきことなのです。

さっそくツッコミのメールが届く。
「今年は右脳で生きようって、今までに以上にってこと…?
今までも基本的に右使いだった気が…(笑)」、と。
Hちゃんに言われるのもたしかによくわかる。
私の友達なら、たぶん口をそろえてそう言いそうだし(汗)
かくいう私も、自分では、てっきり右派かと思っていたから。
ところが、最近知り合いになったあるおじ様から
「君は左脳派だよ。だから、バランスとるために写真やってるんだよ。」
、と言われたのだ。
「へ?そうなの?」、と思い、
太に訊ねてみると。
「そうだよ。だってメニュー決めるのさんざん悩むじゃん。
右脳派は直感ですぐ決めるもんだ。」
なんて、こんな例で納得するのもなんだが、
たしかに、ぱっと直感で動くときもあるが、
さんざんあ~でもない、こ~でもない、と考えることも多々ある。
そんなことを思っているときに、
友達夫婦から、この本面白いよ、と勧められたのが、
「奇跡の脳」
テレビでも番組があったようなので、知ってる人も多いと思う。
これは、ジル・ボルト・テイラーという女性の神経解剖学者が
脳卒中を経験し、その体験を書いたもの。
専門分野の病気を体験しただけあって、
ここで、彼女が体験したことを
科学の立場から書いていることが、と貴重だ。
それにしてもそのジルさん、
「脳卒中になって、自ら専門分野も体験できることが魅惑的。」、
というから、
さすが、学者さん。たいしたものだ。
彼女の場合、
左脳に出血がおこって、左脳の働きがストップし、右脳だけの感覚になってしたらしい。
そのときに感じた感覚というのが、
自分は固まりだという左脳の判断力がないために、
自分については本来の姿である「流れ」に戻り、
自分は固体ではなく、流体のように感じたそう。
これがたいそう心地よいらしく、
宇宙と一体感、つまり「ニルヴァーナ」を感じたそうだ。
そして、知覚できる全てのものは、
今、ここにあるものを美しく感じて、
過去とつながっていないあらゆる「今」という瞬間が
新鮮に感じたという。
そして、
手術をして左脳の機能を取り戻すまでの過程で気づいたことが
とても興味ぶかいので、
以下、ところどころ気になったところを本から抜粋。---
右脳マインドは、
●現在の豊かさしか気にしません。
●満ちたりて、情け深く、慈しみ深く、いつまでも楽天的。
●言葉のないコミュニケーションに敏感で、
●直観と高度な意識の源泉です。
●常にその時を生きていて、時間を見失います。
●新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。
●運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動くからだの能力が好き。
●細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。
●ひたすら自由な宇宙を求め。過去や未来の不安によって身動きがとれなくいなることはありません。
●境界についての知覚がないので、自分は全ての一部と思い、
生きとし生けるものがひとつに調和することを思い描きます。
まだまだ書いてあるが、このへんで。
そして、もちろん左脳にもたくさん大事な働きがある。
この本を読んで、
右脳なるもののすばらしさを知って、
今年は、右脳で感じる感覚を伸ばしたいなあ、と思ったのだ。
追記になるけれど、
これも本からの抜粋。
●「感情がからだにどうのような影響を与えるか」
喜びというのは、からだの中の感覚だったのです。
平和も、からだの中の感覚でした。
●「ある感じ」をつなぎとめてからだの中に長く残しておくか、
あるいはすぐに追い出してしまうか選ぶ力を持っていることに、
自分自身がきづいたこと。
●何かを決めなくっちゃいけないときは、
自分の中でどう感じたかを大切にしました。
怒りやいらだちや恐怖といった不快な感情が体の中に
押し寄せてきたときには、不快な感情はいやだから、
そういった神経ループにつなぎたくないと伝える。
●外界のいかなるものも、わたしの心の安らぎを
取り去ることはできません。それは自分次第なのです。
自分の人生に起きることを完全にコントロールすることはできないでしょう。
でも、自分の体験をどうとらえるかは、自分で決めるべきことなのです。

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2010/01/02(土) 17:47:30 | 本 |
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あけましておめでとうございます。
元旦は除雪で幕開け。
雪がしんしんと降り続くので、
太は昨日の大晦日に引き続き
今日も4時間の除雪に追われた。
きんきんに冷えてるんだろうなあ、
、とあったかいコーヒーいれて差し入れすると、
太は、、
「雪の中にいるのって気持ちがいいよ~」、と言う。
「へ?そうなの?」、といぶかるが、
どうやら、ほんとにそうみたい。
その言葉を聞いて、唐突だけれど、
「今年は右脳で生きよう!」
、と思った。
単に五感を大事にいこう、ということなのだけれど。



元旦は除雪で幕開け。
雪がしんしんと降り続くので、
太は昨日の大晦日に引き続き
今日も4時間の除雪に追われた。
きんきんに冷えてるんだろうなあ、
、とあったかいコーヒーいれて差し入れすると、
太は、、
「雪の中にいるのって気持ちがいいよ~」、と言う。
「へ?そうなの?」、といぶかるが、
どうやら、ほんとにそうみたい。
その言葉を聞いて、唐突だけれど、
「今年は右脳で生きよう!」
、と思った。
単に五感を大事にいこう、ということなのだけれど。



2010/01/01(金) 16:34:05 | ニセコでの生活 |
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