WINDVANE

日々思ったこと、感じたことをつれづれなるままに。
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今日の太
太の様子が、今日もよくない。
今までに味わったことがないほど、
おなかが張って苦しいという。

熱はもうずっと出続けている。
一日に解熱剤を6時間毎に服用して、
無理やりに熱をさげているような状態なので、
1日のうちでも、高熱と平熱の状態があるのが、
もう当たり前になってしまっている。

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素敵な映像
太から、ゲーマーの看護師さん(笑)から、教えてもらったってメールがはいってた。

森の中の木琴

とっても素敵だったので、

お返しに

「きょうも地球はきれいだよ。」って

カリフォルニアにいるまいこちゃんに教えてもらったものを返信。

ノルウェーの作家さん


これを読んでくれている皆さんへ、

素敵な映像をみつけたら、おしえてね。
「自分に対する正直さで、自分を生きれるか。」
太の右目が見えなくなってきている。
午前中MRIを撮った後、
半ば強引に介護タクシーで近くの眼科に連れて行った。
結果は、感染症によるものだった。

外出ができたので、
「もし、まだ動けそうなら、私が行き始めたさとわ内科クリニック行ってみる?」、
と聞くと、太は、「行ってみたい。」、と言った。
先生に、
「いま外出できているので、どうしても今日診てもらえませんか?」と
電話して頼むと、すぐに来なさいとの返事。
内科は、5時半までだったのだけれど、
着いたのがちょっと過ぎていて、ほかにもう患者さんはいなかった。

すこし話し始めたら、すぐに共通の知り合いが見つかった。
先生の別荘のログハウスを建てたのが、なんと太の大工の親方だったのだ。

やっぱり、ここは来るべくして来るところだったんだろう。

「君は、ヘビメタ君(太の親方のこと)の弟子か。」、

先生も、ぐっと身近に感じたようで、いきなり、先生の話が始まった。

「病人っていうのはな、みんなうそつき。卑屈に生きてるんだ。正直に生きてない。
 
自分がいかに弱いか知ってるんだ。嫌われるのがこわいんだよ。」

「だからさ、病気になると、ウソついてる人と、ウソついてない人とかわかるようになっただろ?

自分のためを本当に思ってくれてる人かどうか。」
 

「自分に対する正直さで、自分を生きれるか。」

これが、一番大なことなんだって、何度も先生は言った。

そして、

「生まれたら、死ぬのは当たり前。
 みんな100年後は生きてないって思ってるけど、
 でも、明日は生きてるって思い込んでる。
 何が起こるかなんて、そんなことは、ほんとにわからないことなんだ。」

「自分で自分の寿命を決めなさい。
 
 いま、追い詰められてるんだったら、
 
 いま、夢だったことをやった方がいい。
 
 本音でいきればいい。」
 
「自分の人生を生きなさい。」と。

それから、

「病気であるから、不幸であることはない。
 病気の人はナイーブになる。
 病気だからこそ、人の誠実さ、不誠実さがみえてくるだろう。
 病気になって、自分が見えるようになる。

「みんなね、こわいんだよ。
 だから、僕は、こわくないんです。ってみんなに教えてやれ。」

「いま生きてるんだから、幸せになる道みつけようよ。」

DSC_6670_白鳥
介護タクシー
ソーシャルワーカーさんから、教えてもらって、
今回、初めて、介護タクシーなるものの存在があることを知った。

介護ヘルパーの資格をもった運転手さんが、
とても親切に応対してくれるのと、機能的な車なので、
まったくストレスなしで、車椅子での移動ができた。

ほんとうにありがたかった。

病気になって知ることってほんとに多い。

RIMG0037_介護タクシー02

RIMG0036_介護タクシー01
人の縁て不思議だね。
病室にミミーを忍び込ませたあやしい3人組みも今日で終わり。
ひろみ両親はミミーを連れて、飛行機で帰っていった。

今日の太は、さらに楽になってきたようで、
ひろみ母が作っていった、卵焼きも二つ食べて、
介護ヘルパーをやっている母と、医療談義。
ひろみ父とは、囲碁談義。
中島家のルーツ話もおもしろそうに聞いていた。

太は、うちの両親がとても好きみたい。
私がいなくても私の実家に何日もいたりするし、
うちの家族といるのがほんとうに楽しそう。

「こんな風に札幌まできてくれて。
ひろみと結婚したことで、こんな風にしてもらうなんて。
人の縁て不思議だね。」

抗がん剤の副作用もおさまってきた頃とはいえ、
やっぱり毎日、ミミーに会えて、にぎやかなお見舞いが、
太の気持ちを元気にさせていったのかもしれない。

RIMG0032_博美父母太
自分に誠実を求め続けること
りかちゃんが通っている さとわ内科クリニックに先週から私も通い始めた。
2回目は鍼治療をうけた。
ここの先生は西洋医学だけでなく、鍼、漢方の東洋医学を併用している。

病院も待合室が、病院じゃないみたい。
ちょっとしたホテルのロビーのようで気持ちがいい。
看護師さんも私服に紺のエプロンをしていて、ラフな感じ。先生も白衣を着ていない。

前から、りかちゃんから、すごくいい先生なんだよ、って聞いていて
喘息持ちなので、札幌でかかりつけをもっておきたかったのと、
会ってみたかったから。

1回目診察のときには、背中を押され、
「腰いたいでしょ。鼻つまってるし、
身体が前かがみなっていて、呼吸が浅い。
腹巻して、腰をまずあっためよう。
リラックスできるCDを次までに作っておくから」
、と言われ、漢方を処方された。
そして、診察の間は、ほとんど太の話になった。

2回目の治療にいった数日前のこと。
CDをもらい、私がやるといいヨガのポーズ?をいくつか教えてくれた。

そして、先生に、

「私が夫にできることってなんでしょう?」って聞いてみると、

「自分に誠実を求め続けること。」、と答えが戻ってきた。


RIMG1115_バラ02
そして、今日も
このブログは病院の人は知らないので、書いちゃってますが、

実は、今日も、ミミー看護婦をバッグにしのばせて、

ひろみ父母と、太の病室に向かいました。(挙動不審の3人組)

病院の皆様、本当にごめんなさい。

私たちが病室へ入っていくと、太はなんと起き上がっていた。

「ほんのさっきまで寝ていて、今起き上がったとこだった。」、と言葉も発している。

すごい、起きた!!しかも、しゃべってる!!

「おー、ならば、バッグから出しましょう」、と看護師ミミー登場させる!

ぴょんぴょんと太の胸の中に飛び込んだ。

そして、しばしのラブタイム。


私は、病室の外で、携帯を打つふりをしながら、看護師さんの見張りをしていた。

そこへ、担当の看護師さんがいきなりやってきて、止める間もなく部屋の中へ。

私は、「看護師さんきたよ!」のサインのノックをするので精一杯だった。

そして、その音を聞いて、

「ワン」、と布団の中で元気よくほえてしまったミミー。

万事休す。。。

ところが、看護師さん、間違いなく声を聞いて、わかったはずなのに、

何も言わす、外へ出て行った。

「聞こえたよね。」

「うん。。」、

「もうこれ以上はいれないから、ミミーを連れて先に帰るわ」、とひろみ父。


太は、今回の抗がん剤の山は越したようで、

昨日よりずいぶん楽そうになっていた。

ひろみ母が、「食べてみる?」、ともっていたブドウ糖を太に差し出すと、

ぱくっと口にいれた。

「あれ?口にいれて大丈夫なら、杏仁豆腐も食べてみる?」、というと、

ゆっくり食べた。バナナも一切れ食べた。

看護師さんが途中やってきて、

「石川さんが食べてるとこの見るの久しぶり。うれしい!」、と言った。

ほんと、ほんと。口から食べるのは何日ぶりだろうか。

そして、私と母と太としばらくおしゃべりを何時間もできた。

母が、「私たちが来た時より手のむくみがへってきたよ。昨日より顔のむくみもなくなったよ。」、と。

楽しいと、血の巡りもよくなるのかも。

人の身体ってわからない、と思った今日だった。


ミミー効果?ひろみ父母効果? りかちゃんやみんなのお祈り効果?

全部効いてるみたい!

みんな、どうもありがとう!!!

RIMG0005_太とミミー横




今日も、ミミー看護師を連れていくが、
今日も、ミミー看護師を(こっそり)連れて
ひろみ父母と病室へ行ったのだけれど、
太は、とても起き上がれる状態ではなく、苦しそう。
ひたすら耐えている様子。

外は今日もダウンが必要な冬並みの寒さ。

りかちゃんから、9時から病気平癒のお祈りを知り合いの人とするからね、
とメールが入った。

ミミー看護師 登場!
太の免疫力をあげる一番いい手は、まちがいなく ミミーにあうこと!のはず。

ところが、うちのマンションはペット禁止。

だめもとで、管理人さんに事情を話して、頼むと、

「聞いてないことにしますから。目をつぶります。」、と。(涙)

そんなわけで、うちの母が、ミミーを連れて、父に1日遅れて札幌にきてくれた。

しかも、震災関連のために、昨日ミミーの飛行機代が、無料だったそう。

なんて、つきまくってる!

今日、太の病室にバッグにミミーをそ~っとしのばせて向かった。

(さすがに、病院には、頼めないので、もちろん内緒で。ごめんなさい。)

病室に入ると、太は、つらそうに目をつぶっていた。

鼻に詰め物をしている。

鼻血が今日も止まっていないみたいだ。

血小板の数値がまだあがってこないので、血が固まらなくて、

鼻血がでている。ゴミ箱には、血のついたティッシュがものすごい量だ。

血小板の輸血を今日もしていた。

「これ、だ~れだ。」と言って、太をそーっと起こすと

太は、びっくり。

ミミーもうれしくて、バッグからとびだして、

太のベッドの中に飛び込んで、

ミミーはくるったように、太の手をなめまくっていた。

なめることで、直そうとしているように、私には見えた。

太もずっとずっとなでていた。

ずっと会えなかった恋人同士の再会。

そして、ずっと寝ていた太が、すこしの時間だけだったけれど、

ミミーをだっこしたくて身体を起こした。

 
太とミミー 1730_420





ひろみ父、札幌へ。
りかちゃんからメールがはいった。

「北海道神宮に太君のお参りしてきたよ。」って。

今日は、昨日よりぐっと気温があがって14℃位になってあったかい。

駅に向かう途中、白や紫や黄色のクロッカスが、昨日よりたくさん咲いていた。

うちの父が太のお見舞いに札幌まで来てくれた。

二人で病室へ行くと、

??

あれ、太の様子が昨日までとなんかちがう。

え?起き上がった?

ん?声もでてる。

ん?ん?

父曰く、  「想像してたより大丈夫そうだなあ。」

今朝から、ずいぶん楽になってきたと言う。

父の一方的なおしゃべりを、太は起きて楽しそうに聞いていた。

声も昨日とぜんぜんちがってハリがでている。

りかちゃんのお参り効果?父効果?

明日は、うちのお母さんもやってくるよ。

今日は、うれしくて、うれしくて、久々に張り詰めていた緊張の糸がゆるんだ。


DSC_6591_叫ぶ鳥
世界は自分がつくってる。
太は、地震が起きたときから、震災や原発のニュースをずっと見続けている。

「こんな大変なことが起こったんだから、

ぜんぶ見ておくんだ。

たくさんの人がいろんな見方をする。

いろんな人が言うことを、ぜんぶ見て、聞くんだ。」、と言っていた。

***

「物事の見方って一通りじゃない。

でも、多くの人は、その一通りの中に入ろうとする。

そのほうが 安心するから。」


「事実は、事実にしかすぎない。

それを、それぞれの人が、いろんな受け取り方をして解釈をしていく。

でも、それはその人がおもう事実だから、

どれも間違ってない。

誰も悪くない。」



「今、被災者になっている人のことも、

いろんな人がいるはずなのに、

テレビでは、大変だ、つらいって言う人の情報ばかり拾う。

そして、

受け取る人も、

みんながつらいって思う情報ばかりを受け取りたがる。

結局、人って、

聞きたいようにしか聞かないし、

見たいものしか見えない。

だから、世界は自分がつくってるんだよね。」



RIMG1228_びんの魚
息抜きって必要!
リカちゃんが、ひろみちゃんに貸したいマンガがあるの。

、と言って、、「聖☆おにいさん」の1巻を貸してくれた。

地下鉄の中で、読み始めたら、あまりにおかしくて、吹きだしちゃった。

あんまりおもしろいから、ハラちゃんにも教えたくて、

メールしたら、全巻もってる返信がきた。

これって、はやってたの??

あと、最近おもしろかった本は、ハラちゃんからもらった「大手小町」。

2011/04/13(水) 16:52:00 | | Trackback(-) | Comment(-)
自分を信じること。
いま、太は、抗がん剤の副作用が一番つらいときで、
白血球の値がボトムの40位になっている。
昨日、おとといと、
赤血球、血小板など輸血をしている。

解熱剤で、熱が下がってはいるけれど、身体はとてもつらそう。

でも、私が夕方病室に着くと、
寝ながら、日ハムと西武の開幕戦を見ていた。
すごく楽しみにしていたそう。

一緒に見ながら、太から
BSのアーカイブで、
ミャンマーで、イルカと人間の共同漁をしている番組を見た、って話を聞いていた。

ミャンマーのある村では、野生のイルカと漁師がコミュニケーションをとって
昔から一緒に漁をしてきたのだけれど、
それが、近年では、電気ショックによる密漁も横行し、
イルカが近づかなくなってきていて、その漁も難しくなってきているそう。
そして、都市化の波で、漁師が減ってきているそう。

その番組を見た人のブログを見つけた。
(すごくわかりやすかったので、参照させてもらいました。)
http://tenonaruhouhe.seesaa.net/article/96006069.html

http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10093032056.html


太が言っていた。

「やっぱり、人は自分で考えなきゃだめだよね。

みんなが、そう言ってるから、みんながそうしてるから、とかじゃなくて。

お金がたくさんあるのが幸せだと、社会全体、みんな思ってる。

お金があれば安心だって。

アマゾンのヤノマミ族みたいな人たち(太は小さい時、ヤノマミ族に憧れていたそう)は、
自然と共にあることが安心なんだよね。

人は、「お金」に安心を求めてしまうけれど、

でも、地球は人間だけが生きてるわけじゃない。

人間がよければいいわけじゃない。」って。

*****

それから、こんなことも。


「自分で考える。

何度も何度も考える。

そして、それが自分のものになったら、もう何もいらない。

それが大切なことだよ。

人は、誰かがそう言ってたから、とか、

自分じゃないところに答えを欲しがる。

そして、いつのまにか、それが、自分よりも正しいものになっちゃう。

自分に責任がなくなっちゃうの。

俺はね、自分を信じてあげることにしたの。

だから、自分が今まで、

直さなきゃ、って思っていたことが、直さなくていいんだって気づいた。

たとえば、この考えはよくないから消さなきゃ、とか思ったりしてたけど、

なくすことはないんだよね。

だって常にあるんだから。

そうなんだ、って思って、意識してみなければ ないのと同じ。

悪いことなんてなにもない。

たとえば、地球上の人が、みんなそう言ってるよ、って言っても、

俺には関係ない。

死んだら、どうなる、なんてわからなくていい。

自分で気づけばいいけれど、人に言われることじゃない。

自分を信じて、

自分を、ちゃんと信用できたら、

なんで生まれてきたんだろう、なんてそんなのどうでもよくなる。

それより、今 生きてることが、すっごく重要。

ひろみも、自分のことをちゃんと考えな。人のことを考えるんじゃなくて。

どんな言葉が耳にはいってきても自分でちゃんと消化して。」



この赤ちゃんはセルビアの友達のエミーナの赤ちゃんです。
DSC_8282_ノラ
人の話を聞くことって
家の窓から見える円山は、雪がところどころ残るだけになってきた。
きのう駅に行く途中、紫と黄色のクロッカスが咲いているのを見た。

春がきたんだなあ。

「今日は身体がすこしでも楽でいてくれてますように。」、
と思いながら、毎日、病室へ向かう。

太は、毎日毎日、熱がでている。

でも、解熱剤が効いて話せるとき時間帯があるので、
そのときに、太が、小さくつぶやく言葉を
私は一生懸命ひろう。

「マザー・テレサってやっぱりすごいよね。
道端で死にそうな人を連れて帰って、
最期まで無償で面倒みるんだもんね。」とか。


***

「ひろみはさあ、落ち着いて人の話聞かなきゃ。」って
  いつも太からいわれてきていた。
「ちゃんと聞いてるよ~。」、と答えていたけれど、
たぶん本当に、ちゃんと聞いてきていなかったんだと、
今ごろになって気づく。

いまは、太が発する言葉が、大事で大事で
ひとつひとつを全部聞き取りたくてたまらない。

こんな風に人の話いままで聞いてきたかな?

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太の夢の話の続き「もし、生まれ変わることを信じるならね」
もし、生まれ変わることを信じるならね、

今回は、こういう人生にしよう、
とか自分で決めて生まれてくるとかって
聞いたことあるでしょ?

そしたら、
奇形で生まれてくるとかさあ、
ものすごい障害をもって生まれてくるとかさあ、
その人は、すごいことを選んできたなあ、って思うよね。

そんなきついことをしにこの世に出てこれるってことは、
死んだ後の世界が、ものすごいんじゃないかなあって思う。
強力な安心があるんじゃないかなあって思うんだよね。

そうじゃないと、
俺だったら、そんなきついことしに、でてこれないよ。

でも、戻ったら、
ぜんぜんへーきじゃん!
じゃ、この次は、殺される役でいこう
とかできちゃうのかもね。

RIMG1184_てんとうむしのケーキ
太が見た夢の話
夕方、病室に着くと、太は熱の汗をびっしょりかいていたので、
すぐに看護師さんに身体をふいてもらい、着替えをした。

ちょうど解熱剤がきいて、熱が下がったタイミングだったようで、
しばらく話すことができた。

太は、
「昼間、ものすごく苦しかった。意識をとめてほしいと思った位。」
、と話しだした。
今までにない苦しさを感じたようだ。
そして、その間にたくさん夢をみたそう。

その夢というのが、以下の夢だったそう。

「バスターミナルみたいなところにいたんだよね。
そこの明かりは、太陽がなくて、蛍光灯みたいな光なんだよ。
そこには、妖怪みたいな変な気持ち悪い人間がたくさんいるの。
危害は加えないんだけど、その人間たちは、
俺のことをみんなもの珍しいそうに見てるんだよね。
俺は、気持ち悪いなあ。ここにいたくないなあ。
って思ってるの。」 

「後から考えたらさあ、
あんな世界に生まれ変わったら、超最悪だなあ、って思ったよ。

今さあ、地球のことを考えることが多いじゃん。
花がさいて、いろんな動物が住んでてて、
地球ってとってもすばらしいところで、
そんなところで、自分たちはいろんな体験ができる。

これだけのたくさんの生き物が生きていて、
絶妙な関係が海でも山でも陸でもある。
その中に人間がいる。
今回の津波から始まる原発のことは、
人間はそのことをわきまえて、エネルギーを考えないとね。
土を汚染したり、海を汚染するような荷物は作るべきじゃないよ。

俺は、
今まで、この世は、不自由なところだと思っていたけど、
実は自由なんだと思った。

自分が自由でいられればここは天国。
自分が不自由だと思ったた、この世は不自由。

それをこの夢は象徴的に見せてくれたんじゃないかあ。」、って。

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赤い革の定期入れ
東京では今が桜満開だそう。

ソメイヨシノが満開の数日間といのは、
町が白く包まれるようで、
いつもと違う世界になったように感じる。

ここ2年ほど、桜が満開の白く包まれる東京をみてないなあ。

今日は、太のお兄さんの子(姪っ子)のみくちゃんの高校の入学式。
昨日、制服姿の写メを送ってきてくれた。
太はお祝いの篆刻を
先日の一時退院のときに作りたかったのだけれど、
作れないまま、入院になってしまった。

代わりに贈るものを考えていた。
長く使ってもらえるものがいいね、と二人で話した。

革の定期入れをあげたいね、ということになって
札幌で革工房を探していたところ、
阿部革工房
というお店を友達から教えてもらった。

昨日さっそ行ってみたところ、
かわいらしいご夫婦二人(+わんこ)でやっている工房だった。
だんなさんの帽子が、イタリアの職人さん風で、
丁寧に作ってくれそうな気がした。

店内には在庫は見本だけで、
オーダーメイドで頼むシステムだった。

革の色を選んで、ステッチの糸を選んで、
名前もいれてもらう。

2週間ほどかかってしまうそうだけれど、
待つ時間も楽しみになってきた。

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春めいてきた。
歩道の雪がずいぶん少なくなってきた。
家の窓から見える、円山も、日々雪がなくなってきている。

自転車に乗る人の姿も増えてきた。

公園で遊ぶ子供たちを見かけるようになってきた。

札幌もやっと春になってきたんだなあ。

表紙を担当させてもらっている毎日新聞の「本の時間」
この本の時間が届くとまっさきに読む小説が、
イメージ写真をつけている恩田陸さんの「ダンデライオン」と
同じくらい楽しみにしているのが、東直子さんの「私のミトンさん」。

今号の「私のミトンさん」の中で、
残ったセリフがふたつ。

「過ぎてしまった時間だけが、事実なのよね。
頭の中だけで考えたことは、
どんなに長く長く考えて考え続けたことだったとしても、
なんにもなかったのと、一緒なのよねえ。」

「愛は、声に、出さないとね。」

今の私が、反応したセリフだったんだろうな、と思う。

honnojikan13_150.jpg
いったいどれだけ本当のコミュニケーションをしてきたのか
4/1~3まで、抗がん剤を投与した。
今回のクールから、また若干違った薬の投与となった。

今までなら、熱がでていても、
抗がん剤を投与すると熱が下がっていたが、
今回は、熱がぜんぜん下がらない。

熱が出続けているので、
熱で体力もものすごくとられてしまっている。
太はほとんど寝ていて、
つらさに耐えている。

解熱剤を1日に何度か使っていて、
熱が下がったときだけ、すこしだけ会話ができる。
そして、すこしだけ食べ物を口にする。

病院食はまったく口にしないのだけど、
私が病室で、食事をしていると
そそられるらしく、
私が毎日持っていくルッコラなど入ったベビーリーフのサラダや
おいしいパンとか、
なにかしら外のものは口にするのだ。
身体は野菜も欲しているようだ。
すっぱいほうがいい、というので、酸味の強いドレッシングを作ってもっていく。

話せる時間がとても短くなってきているので、
太の感情表現がずいぶん変わってきているようにおもう。
シンプルになってきている。

具合がよければ、気を遣って話すこともできるけれど、
今は言葉を発するのもがんばってしなければならないので、
本当に必要なことだけ話すようになってきている。

太は、
「これからは、大事なことだけしか話さないんだ。」、と言う。

そして、最近の太は、
私や仲のいい友達に対して、
とてもシンプルに言葉を伝えてきている。

こういう太を見て、
私もはっとする。

今まで送ってきた生活の中で、
いったいどれだけ本当のコミュニケーションをしてきたのか、
ということを。

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