WINDVANE

日々思ったこと、感じたことをつれづれなるままに。
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太が死を目の前に意識したとき 1
4/20のブログにも書いたけれど、
さとわ先生に初めて会って、太と先生が話したことを
なんども思い出す。

「自分に対する正直さで、自分を生きれるか。」

これが、一番大なことなんだって、何度も先生は言った。

そして、

「生まれたら、死ぬのは当たり前。
 みんな100年後は生きてないって思ってるけど、
 でも、明日は生きてるって思い込んでる。
 何が起こるかなんて、そんなことは、ほんとにわからないことなんだ。」

「もう、使う抗がんがないって
 医者から言われた意味わかるだろう?

自分で自分の寿命を決めなさい。
 いま、追い詰められてるんだったら、
 いま、夢だったことをやった方がいい。
 本音でいきればいい。」
 
「自分の人生をここから生きなさい。
ふたりで誠実に向き合いなさい。」、と。

「人は1秒で考え方は変えられるんだ。
 治る とか 治らない、とかどうでもいい。
 治ってないけど、余命1ケ月の人がなんだかわからないけど生きてるって人いるだろう?
 そういうギリギリの人が、何かにきづいた人にはこういうことが起きる。
 人の体ってほんとにわからないんだ。」

それから、

「病気であるから、不幸であることはない。
 病気の人はナイーブになる。
 病気だからこそ、人の誠実さ、不誠実さがみえてくるだろう。
 病気になって、自分が見えるようになる。

「みんなね、こわいんだよ。
 だから、僕は、こわくないんです。ってみんなに教えてやれ。」

「いま生きてるんだから、幸せになる道みつけようよ。」




太は、さとわ先生に会った翌日の朝、回診にきた主治医の先生にたずねた。

「ぼくはあとどれくらい生きられますか?」、と。

すると先生は、
「それは誰にもわからない。ただとてもきびしい状態にあります。」と言ったそうだ。

太は、先生と話した直後に、電話をくれ、
「昨日、さとわ先生が言ってたことはほんとだったんだ。
おれは、ほんとうに治るって信じていたんだよ。
でもそうじゃなかったんだ」、と。

そして、私も言葉をうしなった。

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