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WINDVANE

日々思ったこと、感じたことをつれづれなるままに。
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ありがとうの会
5月2日 18:00~ 太を偲ぶ会(ありがとうの会)
5月3日 10:00~ 太を送る会(ありがとうの会)

通夜、葬儀は、太の意思通り、
宗教色のない献花だけのシンプルな自由葬という形で、
本当にたくさんの方が参列していただき、
見送ることができました。

シンプルにお花だけで作ってもらった祭壇。
そして、そのまわりには太ギャラリーができていて、
太という人間がわかるような大事なものたちが並べられていました。

サーフボードに、スノーボードの板、
太が鋼材から買って作った大きな3本のオガに、いつも着ていた半てん。
みんなが撮ってくれたものと、
わたしが撮った太の写真,
そして、太が魂をこめて作ったローカルマガジン。

太の大事な友人のGENTEMSTICKの玉井太朗さんに葬儀委員長をお願いし、
ニセコの仲間の手によって作り上げられた、
心のこもった式になりました。
六人の友人が、
太がニセコにきてからのことを
時代を追って順番に話していってくれたのですが、
どれも深い想いが込められ、会場は、静かな熱気に包まれました。

1.ニセコにきた当初の話をスノボーダーの遠藤明郎さん
2.雪崩事故の話をカメラマンの渡辺洋一さん
3.雪崩調査所時代を太田稔さん
4.東山のコース作りの時代をプロスノボーダー高久智基さん
5.ドームハウスを作った時代を桑原透さん
6.入院時代を画家の宮本健さん

そして、最後に私が喪主挨拶で、
病気になってから、亡くなるまでの話と
太が残した言葉を伝えました。

このスピーチの構成がすごくよかったと思いました。

カードにも書きましたが、

「太は、45年の生涯を、名前のように太く、濃く、生きました」

太という人間が、
東京からまったく違った環境のニセコにきて、

どんな体験をして、
どんな風に考え、
どんな行動していき、
どう変化していったか、どれだけ変化していったかが、

時間軸を通してみんなのスピーチから、それが浮かび上がってきたからです。

私は、太と一緒に過ごしたのは、最後の11年間なので、
太がニセコにきた当初のことや、雪崩事故のときのことは、ほとんど知りません。

石川太という人間が、
自分の人生の体験を通して、
最後の最後にたどりついたいちばん大事な言葉を、
聞くことになった私にとっても、

どうして、こういう考えになっていったのか、
どうして、こういう行動になっていったのか、

自分の知らない太の人生の話を聞くことができて、
もっと太を知ることができました。

人は体験を経て、どんどん変わっていきます。

私にしてみたら、
太みたいにこんなに変化する人っているのかな?
って思うほどでした。
でも、それだけの体験をしたってことなんですよね。

太は自分の生き方を背中でみんなに見せてくれていたと思います。

「人は肉体を持つのは、いろんな体験するために生まれてきたんだ。」って。

太は、きっとこのことをみんなに教えてくれたんだと思います。


だからこそ、
あのスピーチのときの会場の、
なんとも言葉にできないような濃密な空気というのは、
太の生きてきた道を、みんな一生懸命聞きたかったんじゃないかな、
ってわたしは勝手ながらそう思いました。

太君に言われた一言が、
「自分の人生を変えたんだ」とか
「いまでも、心に残ってる。」とか
何人もの人から聞きました。

こうしてたくさんの人の心に響く言葉を残したんだと聞くと、
太がその人のことをどれだけ大事に思って真剣に接していたんだろう、って思います。

会が終わって、夜がふけても、お棺の中に入った太を囲んで、
ビールを飲みながら、みんな談笑。
顔に落書きされそうな勢い(笑)

「ふ、と、し。ふ、と、し。」という大合唱のなか、
下のようなお葬式とは思えない集合写真さえ撮れました。
(写真を撮ってくれたrip君ありがとう!!)

常識とか、こうでなきゃいけない、
という枠をとりはらいたかった太の意思どおり、
太を愛してくれた人たちの手によって、
、ニセコらしい、太らしい、素晴らしい会になりました。

太がどれだけみんなに愛されていたのか、と
この日どんなに感じたかわかりません。

ほんとうの意味の「死を悼む会」だったと思いました。
こんなにすごい会はどこにもないって思いました。


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