WINDVANE

日々思ったこと、感じたことをつれづれなるままに。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
「太の道具が教えてくれたこと。「バトンリレー」  その4」
太の道具たちは、
京都に住む宮大工になった太の甥っ子のダイキ君のもとに
無事に渡った。
ダイキ君のメールに...
「どの道具も太君の魂が宿っていますね。
素晴らしいです。じっくり見てしまいます。」
と、書かれてあって、わたしもうれしくなった。

そうなのだ、太のものには、ほんとうにどれにでも、
ひと味、手が加えられていて、「太のものだ~。」とわかる。

大工道具だけでなく、山用のリュック、車、
マウンテンバイクのタイヤまでも。
余談だけれど、
入院中にのっていたマウンテンバイクのタイヤが、
カッターで削られていたのには、ほんとにびっくりした。
体力がなかったから、抵抗を少なくしたんだとおもう。

自分に使いやすいように、手を加えて、
自分の身体になじむカタチになんでもしていく。

どんなモノも身体の延長のよう。
こうやって、モノとも接するから、モノとの距離も近くなって、
モノに魂が宿ってくるのだろう、と思った。

それから、ダイキ君のメールの中に、こんなことも書いてあった。
「 宮大工って言っても所詮大工です。
 寺社を訪れた方全員に感動してもらえるような物を
 残すことが仕事です。
 バトンリレーみたいなものですかね?!」、と書いてあった。

このセリフを聞いて、
うんうん、と嬉しそうに目を細めてうなずく太の姿が浮かぶ。

大工道具たちの受け渡しが終わって、
太からダイキ君へのバトンリレーも、
無事に終了したんだなあ、と思った。
道具だけでなく、
スピリットも、ちゃんと血筋に受け継がれていった。

私にとっても、この受け渡しの経由に関わったことで、
太とまた近づけて、ダイキ君ともきっとすこし近づけた。

ほわっと胸があたたかかくなって、
なぜかすこし誇らしい気持ちになった。

DSCN6469_01.jpg
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。